二月の最後の定休日のお話ですが、
天に月、地に山 さんで行われた、
日本酒の会の出品酒を飲ませていただくことができました!

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結構な年数を寝かした古酒ばかり。。。。

凄いです!

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まず、愛媛にあります、岡酒造の醸す日本酒。

かちとき 源清流清 大吟醸 山田35% 8BY


酒名は日清戦争の勝利を祝して付けられたものだそうです。

ラベルには、
「源清ければ流れ清し」 と書かれています。

自分はこの銘柄飲む事自体初めてですので、
比べようが無いのですが、
店主のお話によれば、
大吟醸の綺麗さはそのまま残っており、
熟成により辛さが際立っているそうです。

熟成酒の濃いイメージより、
スッキリと飲みやすく綺麗なイメージだったと思います。



そして、福岡にあります、(株)杜の蔵の醸す日本酒。

杜の蔵 黒田城 大手門 純米大吟醸 生 9BY 


こちらも初めて飲む銘柄なので、
比べようが無いのですが、店主さんによると、
純大の綺麗さは損なわれる事なく残っており、

フルーティーささえ感じられるのは驚いたそうです。


生をこれだけ寝かせているものを飲むのも初めてで驚きですが、
こちらも非常に口当たり良く、
始まりの二杯とも長い年数寝かされた個人的なイメージとは違い、
落ち着いている所は熟成の感じなのですが、
透明感があり美味しかったです。

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3本目は、奈良にあります、(株)大倉本家の醸す日本酒。

金鼓 純米吟醸 袋吊り 斗瓶囲い 山田50% 11BY 


こちらも初めて飲む銘柄・・・・。
意外と飲んで無いものばかりのおいら(-_-;)

店主によると、アルプス酵母は、
あまり熟成に適してないイメージで心配していたそうですが、
大丈夫だったそうです。


そしてそして、
新潟にあります、渡辺酒造店の醸す日本酒。

根知男山 吟醸 生 2007 


4本目にしても、飲んだ事無い銘柄(^_^;)

店主によると、もう5年くらい寝かせたほうが、

もっと、熟成して力を発揮したと思ったそうです。


2本とも充分美味しく、
どう比べて良いか経験不足俺には勿体ないぐらい・・・・。

それにしても、
いろいろと勉強になります!

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ここに来て、やっと飲んだ事あるお酒の登場です(苦笑)

超有名銘柄ですよね!
山形にあります、高木酒造の醸す日本酒。

十四代 中取り 純米 無ろ過 生 2002


凄いですよね。
こんなに寝かせているなんて驚きです!

自分も何度か同じものを飲んだ事もあり、
当店でも仕入れた事もあるお酒です。

もともと口当たり良く飲みやすい味わいですが、
その感じに磨きがっかかったと言いましょうか、
旨味がのっかる感じで、味わい深い美味しさが素晴らしかったです。

店主いわく、
元々それ程強い酒質ではないので、
10年を越える熟成に耐えれるか不安だったそうです。



そして、福島にあります、曙酒造の醸す日本酒。

天明 純米 無ろ過 生 2003


こちらも飲んだ事ある銘柄なのですが、
ただ、年数を考えると、
当時の杜氏さんの造り(味)が今とどう違うか気になるところです。

ほんのりととりとしていて、

熟成感=落ち着いた感じとコクが美味しかった!

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そして、7本目に入りますが、
大阪にあります、秋鹿酒造の醸す日本酒。

秋鹿 山廃 純米大吟醸 無ろ過 原酒 山田50% 2002 


秋鹿は、個人的にも好きな銘柄。

いろいろな奥深い味わいを感じることができる一杯でした。


濃厚さ、酸と旨味、重さがハーモニーを奏でて、
じっくりと味わえる貴重なお酒でした。



最後になりますが、
島根にあります、(株)酒持田本店の醸す日本酒。

山サン正宗 古滴 純米吟醸 60% 10BY 


今は亡き杜氏さんの醸したお酒だそうです。

山サンは、飲んだ事無い銘柄。 


古滴は、酒蔵で古酒として出荷される銘柄。
それを、天月の店主が、更に自分で寝かせたそうです。


重さもある濃~い味わい。


最後に出てくるのにピッタリの味でした。


以上、まず一生飲めない貴重な古酒達を、
ゆっくりと楽しませていただきました!


貴重な体験、経験、本当に勉強になりました。

天月さんご馳走様でした。